仕事をしながら子育てをしていると、「毎日ちゃんと家事をする」ことが大きな負担になってしまいます。
朝は子どもの準備と出勤準備、日中は仕事、帰宅してからは夕食・お風呂・洗濯・片付け。
ようやく子どもが寝たと思ったら、残った家事を片付けなければならない……。
そんな生活を続けていると、「もっと効率よく家事をしなければ」と考えてしまいがちです。
しかし、ワーママが家事をラクにするために必要なのは、家事をもっと頑張ることではありません。
大切なのは、そもそも家事の量を減らすことです。
この記事では、ワーママが毎日の家事負担を減らすための具体的な方法を紹介します。
「仕事も子育ても家事も全部頑張るのはもう限界」という人は、ぜひ参考にしてください。
ワーママが家事で疲れてしまう理由

ワーママの家事負担が大きくなりやすい理由は、単純に家事の量が多いからだけではありません。
特に大きいのが、時間に余裕がない状態で家事をこなさなければならないことです。
たとえば、仕事が終わって帰宅したあとに、
- 今日の夕食を何にするか考える
- 冷蔵庫を確認する
- 足りない食材を買う
- 料理をする
- 子どもに食事を食べさせる
- 食器を片付ける
- 洗濯する
- お風呂を準備する
- 明日の準備をする
といった作業が一気に発生します。
しかも、子どもが小さい時期は予定どおりに進まないことも珍しくありません。
「今日は早く帰って家事を終わらせよう」と思っていても、子どもの機嫌や学校・保育園の予定などによって、簡単に時間がなくなります。
そのため、ワーママの家事負担を減らすには、単純な時短テクニックだけでは不十分です。
家事をする時間だけではなく、家事そのものを減らす仕組みを作ることが重要になります。
ワーママが家事を減らす基本的な考え方

家事を減らすときに、まず意識したいのが「全部自分でやらなくてもいい」ということです。
家事には、
「毎日やらなければならないもの」
と
「実は毎日やらなくても困らないもの」
があります。
たとえば、掃除は毎日完璧にする必要がないかもしれません。
料理も毎日一から作る必要はありません。
買い物も毎回スーパーへ行く必要はありません。
つまり、家事を減らすには「どうすれば早く終わらせられるか」だけではなく、
「そもそも、この家事をやる必要があるのか?」
と考えることが大切です。
家事を減らす5つの方法
ワーママが家事を減らす方法は、大きく分けると次の5つです。
- やらない家事を決める
- 家事の回数を減らす
- 家族に分担してもらう
- 家電や便利なサービスを使う
- お金を払って外注する
この5つを組み合わせることで、毎日の家事負担を大きく減らせます。
ワーママが減らしやすい家事7選

ここからは、特に負担を減らしやすい家事を紹介します。
1.毎日の料理
家事の中でも負担が大きいのが料理です。
料理は単純に「作る」だけではありません。
献立を考え、食材を用意し、調理し、食べ終わったら食器を片付ける必要があります。
そのため、料理の負担を減らすだけでも、かなりの時間と精神的な余裕を作れます。
毎日すべて手作りする必要はありません。
惣菜や冷凍食品、ミールキット、宅配サービスなどを上手に取り入れて、「料理をする日」を減らしてみましょう。
2.食材の買い出し
スーパーへの買い物も、意外と時間を使う家事です。
自宅からスーパーへ移動し、商品を探し、レジに並び、購入した商品を持ち帰る。
一回の買い物が30分程度だったとしても、週に何度も行けば大きな負担になります。
さらに、子どもを連れて買い物に行く場合は、時間だけではなく精神的な負担も増えます。
そこで活用したいのが、食材宅配です。
必要な食材を自宅まで届けてもらえば、スーパーへ行く回数そのものを減らせます。
3.献立を考える作業
料理そのものよりも、「今日何を作ろう?」と考えることに疲れている人も多いでしょう。
朝から仕事をして、帰宅後に子どもの世話をしながら夕食の献立を考えるのは簡単ではありません。
この負担を減らすには、献立を固定する方法があります。
たとえば、
月曜日:丼もの
火曜日:魚料理
水曜日:麺類
木曜日:肉料理
金曜日:惣菜・冷凍食品
のように、ある程度パターンを決めてしまいます。
「毎日違う料理を作らなければならない」というルールをなくすだけでも、献立を考える負担は減らせます。
4.洗濯物をたたむ作業
洗濯は洗濯機がやってくれても、「干す」「取り込む」「たたむ」「収納する」という作業が残ります。
ここも工夫できるポイントです。
たとえば、
- 乾燥機付き洗濯機を使う
- ハンガー収納を増やす
- タオルをたたまず収納する
- 家族ごとに収納ボックスを用意する
などがあります。
特に「たたむ」という作業を減らすと、洗濯の負担がかなり軽くなります。
5.掃除
掃除も「毎日完璧にする」という考え方をやめてみましょう。
床の掃除ならロボット掃除機を使う方法があります。
また、汚れやすい場所を中心に掃除し、それ以外は頻度を落とすという方法もあります。
「毎日掃除する」というルールではなく、
「汚れたら掃除する」
という考え方に変えるだけでも、家事の回数を減らせます。
6.日用品の買い物
洗剤やトイレットペーパー、ティッシュなどの日用品も、買い物の回数を増やす原因になります。
こうした消耗品は、ネット通販や定期購入などを活用することで、買い物の手間を減らせます。
「なくなってから買う」のではなく、ある程度まとめて購入しておくと、買い物の回数を減らせます。
7.食器洗い
食器洗いも毎日発生する家事です。
家族の人数が多いほど、食器の量も増えます。
可能であれば食洗機を導入することで、食器を洗う時間を減らせます。
また、料理に使う調理器具を減らしたり、ワンプレートの食器を使ったりするのも方法の一つです。
「洗う量を減らす」という発想も、家事時短では重要です。
✅ここで編集部コメント

知り合いのママさんは皿は使わずラップに食事を乗せているそうです。洗い物が減って楽とは言っていましたが…ここは意見が分かれそうですね。
料理の負担を減らす方法

ワーママが家事を減らすなら、まず見直したいのが夕食です。
仕事から帰ってきたあとに料理をするのは、体力的にも精神的にも負担が大きくなります。
そこで、次のような方法を組み合わせてみましょう。
作り置きを頑張りすぎない
休日に大量の作り置きをする方法もありますが、作り置きそのものが負担になるケースもあります。
「平日の料理をラクにするために、休日を丸ごと使って作り置きする」
という状態になってしまうなら、本末転倒です。
作り置きをする場合も、無理のない範囲にしましょう。
冷凍食品や惣菜を活用する
冷凍食品や惣菜は、忙しい家庭にとって便利な選択肢です。
「手作りしなければいけない」という考え方を少し緩めるだけで、夕食準備の負担を減らせます。
毎日利用する必要はありません。
「週に1〜2回は惣菜にする」と決めるだけでも十分です。
ミールキットを利用する
料理の負担を減らしながら、ある程度手作りの食事を用意したい場合は、ミールキットも選択肢になります。
ミールキットは、必要な食材がセットになっているため、
「何を買えばいい?」
「今日何を作ろう?」
と考える負担を減らせます。
食材を切る工程などが少なくなっている商品もあるため、調理時間の短縮にもつながります。
食材宅配を利用する
料理だけではなく、買い物までまとめてラクにしたいなら食材宅配が便利です。
食材宅配なら、自宅にいながら必要な食材を注文できます。
仕事帰りにスーパーへ寄る必要がなくなるため、帰宅後の時間に余裕を作りやすくなります。
また、子どもを連れて買い物をする負担を減らせることもメリットです。
✅ここで編集部コメント

子供連れの買い物の気疲れを取り除いてくれ、時間も確保できるようになったのは食材宅配を利用し始めたときからでした。
宅配弁当を利用する
「そもそも料理をしたくない」という日には、宅配弁当を利用する方法もあります。
電子レンジなどで温めるだけで食べられる商品なら、調理時間をほとんど必要としません。
特に仕事が忙しい日や、子どもの予定が重なっている日は、こうしたサービスを上手に使うことで夕食の負担を減らせます。
「買い物」を減らすだけでも家事はかなりラクになる

家事を減らすときは、料理だけに注目しがちです。
しかし、料理の前にある「買い物」も大きな負担です。
たとえば夕食を作るために、
「冷蔵庫を確認する」
↓
「足りない食材を考える」
↓
「スーパーへ行く」
↓
「商品を選ぶ」
↓
「レジに並ぶ」
↓
「自宅へ持ち帰る」
という工程があります。
食材宅配を使えば、この工程の多くを省略できます。
特に、
- 仕事帰りにスーパーへ寄っている
- 子どもを連れて買い物に行っている
- 重い飲料や米を買っている
- 買い物の時間がストレスになっている
という人は、買い物そのものを減らすだけでも生活が変わる可能性があります。
家事を家族に分担してもらうコツ

家事を一人で抱え込まないことも重要です。
ただし、「家事を手伝って」とお願いするだけでは、うまく分担できないことがあります。
おすすめなのは、家事を具体的な担当に分けることです。
たとえば、
| 家事 | 担当例 |
| 食事の準備 | ママ |
| 食器を下げる | 子ども |
| 食器洗い | パパ |
| 洗濯 | ママ |
| ゴミ出し | パパ |
| お風呂掃除 | パパ |
| 自分の衣類を片付ける | 各自 |
このように、「誰が何をするのか」を決めておくと、家事が一人に集中しにくくなります。
また、子どもができる家事も意外とあります。
小さい子どもなら、おもちゃを片付ける、食器を運ぶ、洗濯物を自分の場所へ持っていくなど、年齢に合わせて任せてみましょう。
家事を減らすためにお金を使うのはアリ?
「家事を減らすためにお金を使うのはもったいない」
と考える人もいるでしょう。
もちろん、すべての家事を外注する必要はありません。
しかし、家事に使っていた時間を家族との時間や休息に使えるのであれば、お金で時間を買うという考え方もできます。
たとえば、
- 食材宅配
- ミールキット
- 宅配弁当
- ネットスーパー
- 家事代行
- ロボット掃除機
- 食洗機
- 乾燥機付き洗濯機
などです。
重要なのは、全部導入することではありません。
まずは、
「自分が一番つらい家事は何か?」
を考えて、その家事だけを減らしてみましょう。
ワーママにおすすめの「家事を減らす仕組み」
家事を一時的にラクにするだけではなく、毎週・毎月の負担を減らす仕組みを作ることも大切です。
平日の夕食をラクにする
平日は仕事や子育てで時間がありません。
そのため、
「平日は簡単な料理だけ」
「週に数回は惣菜」
「忙しい日はミールキット」
など、平日の料理にルールを作っておくとラクになります。
買い物をなくす
食材や日用品を宅配で購入できるようにすると、買い物のために外出する回数を減らせます。
特に休日を買い物で潰している家庭なら、家族で過ごす時間を増やすことにもつながります。
掃除の頻度を下げる
掃除は「毎日やるもの」と決めなくても構いません。
掃除する場所を限定したり、ロボット掃除機などを利用したりして、手作業を減らしていきましょう。
洗濯を簡単にする
洗濯物をたたむ時間が負担なら、ハンガー収納を増やすなど、「たたまなくてもいい収納」に変える方法があります。
家事の工程を一つなくすだけでも、毎日の負担は変わります。
家族で家事を分担する
家事をママだけの仕事にしないことも大切です。
家族それぞれが担当を持つことで、一人に集中していた負担を分散できます。
家事を減らすなら、まず「毎日やっていること」から見直そう
家事を減らしたいと思ったら、まず1週間だけ、自分が毎日何をしているのかを書き出してみましょう。
たとえば、
- 朝食準備
- 洗濯
- 洗濯物を干す
- 洗濯物をたたむ
- 掃除
- 買い物
- 献立を考える
- 夕食を作る
- 食器を洗う
- ゴミ出し
などです。
そして、それぞれの家事について、
「やめられないか?」
「回数を減らせないか?」
「誰かに任せられないか?」
「家電やサービスに任せられないか?」
を考えてみましょう。
この作業をするだけでも、「実はなくても困らない家事」が見えてきます。
家事を減らすときに大切なのは、すべてを効率化することではありません。
やらなくていいことを見つけることです。
まとめ|ワーママは家事を頑張るより「減らす」ことが大切

仕事と子育てをしながら家事をこなすのは、簡単なことではありません。
だからこそ、「もっと効率よく家事をしなければ」と考える前に、家事そのものを減らすことを考えてみましょう。
特に見直しやすいのが、
- 料理
- 食材の買い物
- 献立を考える作業
- 洗濯
- 掃除
- 日用品の買い物
- 食器洗い
です。
すべてを一気に変える必要はありません。
まずは自分が一番負担に感じている家事を一つ選び、その家事を減らす方法を試してみましょう。
たとえば、夕食作りが大変ならミールキットや惣菜を利用する。
スーパーへ行くことが負担なら食材宅配を利用する。
掃除が負担ならロボット掃除機を検討する。
家事を家族に分担してもらうのも一つの方法です。
大切なのは、**「家事を完璧にこなすこと」ではなく、
「家族が無理なく生活できる状態を作ること」**です。
ワーママだからといって、仕事も育児も家事もすべて一人で頑張る必要はありません。
便利なサービスや家電、家族の力を上手に使いながら、少しずつ家事を減らしていきましょう。


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